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鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎にデュピルマブが有効性示す

2020年12月7日  The Laryngoscope

日本国内の医療施設でSINUS-52試験に参加した鼻茸を伴う難治性慢性副鼻腔炎(CRSwNP)患者45例を対象に、デュピルマブの効果を検討。全例でモメタゾンフランカルボン酸エステル点鼻薬を併用した。 その結果、24週時鼻茸スコアのプラセボ群と比較した最小二乗平均改善度はデュピルマブ2週に1回、52週間投与群-3.1(P<0.0001)、2週に1回24週間投与+4週に1回28週間投与群-2.1(P=0.0011)、鼻閉スコアは各群で-1.2(P<0.0001)、-0.9(P<0.0001)、副鼻腔Lund-Mackay CTスコアは各群で-5.1(P=0.0005)、-2.8(P=0.0425)だった。最も頻度の高かった治療下発現有害事象はデュピルマブ群とプラセボ群ともに鼻咽頭炎だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント...