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転移性乳がんの1次治療選択、CTC数が医師判断に非劣性示す

2020年12月9日  JAMA Oncology

ホルモン受容体陽性HER2陰性転移性乳がんの女性755例を対象に、医師の判断と循環腫瘍細胞(CTC)数による1次治療(化学療法または内分泌療法)選択による転帰を無作為化非盲検非劣性第III相試験で比較(STIC CTC試験)。化学療法はCTC群の37%、医師判断群の27%で選択、実施された。主要評価項目は無増悪生存期間(PFS)とし、非劣性マージンはハザード比の90%信頼区間上限1.25とした。 その結果、PFS中央値はCTC群15.5カ月(95%CI 12.7-17.3)、医師による治療決定群13.9カ月(12.2-16.3)だった。主要評価項目は達成され、ハザード比は0.94(90%CI 0.81-1.09)で、CTC数による選択の非劣性が示された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...