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在宅用の印刷可能な視力表HATが視力測定に有用

2021年1月30日  JAMA Ophthalmology

さまざまな眼科疾患で定期的に遠隔診療を受けている患者100例(平均年齢55.3歳、女性65%)と対照者50例(同36.0歳、女性66%)を対象に、在宅視力検査に用いる家庭で印刷可能な視力表Home Acuity Test(HAT)の妥当性を診断試験で検討した。 対照者群でHATの再現性を検証した結果、初回検査と再検査でのHATスコアの差は-0.012logMarで、誤差の許容範囲(LOA)は-0.13-0.10logMARだった。診療所でETDRS視力表を用いて最後に測定した視力とHATで測定した視力との平均差は対照者群-0.14logMAR(LOA -0.41-0.12logMAR)、患者群-0.10logMAR(同-0.44-0.23logMAR)で、HATで測定した患者群の視力は診療所での測定値よりも低かった。HAT測定視力と「疾病及び関連保険問題の国際統計分類 第11版」の視覚障害分類との一致度は、患者群と対照者群ともに高かった(CohenのK=0.77、0.88)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での...