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中リスク以上の前立腺がんでも3カ月の治療遅延は安全

2021年2月4日  The Journal of Urology

中リスクおよび高リスク前立腺がん(PCa)の根治治療の遅延が腫瘍学的転帰に悪影響を及ぼすかを文献24件の系統的レビューで検討。生化学的再発、病理学的特徴、がんの外科手術率、全生存率(OS)を評価項目とした。 その結果、あらゆるPCaで最長3カ月の治療遅延が安全で、腫瘍学的転帰不良との関連は認められなかった。一部の研究で6-9カ月を超える遅延により転帰不良に至ったことが示されたが、この関連性は、最長12カ月の遅延と転帰不良に統計的有意な関連がないことを示した他の研究により相殺された。遅延による転帰不良を示した試験で、生化学的再発リスクが高く、病理学的転帰が不良だったが、がんの外科手術率またはOSの低下は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...