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reproxalap、ドライアイ症状を迅速に改善

2021年2月19日  専門誌ピックアップ

ドライアイ患者300例を対象に、反応性アルデヒド種(RASP)阻害薬reproxalapの活性を第IIb相無作為化二重盲検賦形剤対照試験で検討。患者は0.1%または0.25%のreproxalapまたは賦形剤を1日4回、12週間にわたり点眼した。 その結果、ドライアイの兆候および症状に用量反応性が認められた。12週時、賦形剤群に比べてreproxalap 0.25%群で改善度が最も大きかった症状は、眼の乾燥で(P=0.047)、客観的兆候では鼻側のフルオレセイン染色だった(P=0.030)。眼の乾燥スコアが0の報告率はreproxalap 0.25%群の方が賦形剤群よりも高かった(P=0.012)。0.25%群の試験開始時の症状スコアが中等値以上だった患者では、治療開始後の初回受診時(2週時)に明らかな症状改善が確認された(P<0.0001)。安全性の結果に有意な変化は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります...