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米で460万人にピーナツアレルギー、うち80万人が成人期発症

2021年3月7日  専門誌ピックアップ

電話およびウェブによる横断的食物アレルギー調査で得た米国の成人4万443人の加重データを対象に、国内のピーナツアレルギー(PA)の有病率と特徴、成人期発症PAと小児期発症PAの表現型の差異について調査した。 その結果、自己報告によるPAの有病率は2.9%で、そのうち1.8%は特定アレルゲン症状がIgE介在性反応と一致する「確実な(convincing)」なPA、17%以上が成人期発症PAだった。小児期発症PA患者の75.4%、成人期発症PA患者の58.9%が、医師から診断を受けてい。過去1年以内の食物アレルギーによる救急部受診頻度は、小児期発症PAと成人期発症PAで同等(PA患者約5人に1人)だったが、小児期発症PA患者は、成人期発症PA患者に比べエピネフリン処方の割合が有意に高く(56% vs. 44%、P=0.02)、自動注射装置の使用率も高かった(48% vs. 35%、P=0.01)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異...