乳がん診断前に連続マンモ歴ある女性は乳がん死亡率低い

1992-2016年のマンモグラフィー検診対象女性54万9091例（平均年齢58.9±6.7歳）を対象に、マンモグラフィー検診の連続受診による乳がん死亡率への影響を検討。39万2135例が乳がん診断前の直近およびその1回前の検診、4万1746例は直近1回のみ、3万945例は1回前のみの検診を受け、8万4265例は2回とも検診を受けていなかった。 その結果、非受診群に比べると、連続受診群で乳がん死亡リスクが49％（相対リスク0.51、95％CI 0.48-0.55、P＜0.001）、診断後10年以内の乳がん死亡リスクが50％低下した（同0.50、0.46-0.55、P＜0.001）。直近のみ受診群と直近の1回前のみ受診群での乳がん死亡率低下度は小さく、両群に比べ連続受診群で乳がん死亡リスクが有意に低かった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。...