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脱毛症に対する一般人のスティグマ、疾患重症度で差

2021年3月29日  専門誌ピックアップ

脱毛症患者に対する一般人のスティグマ(差別や偏見)をインターネット調査による横断研究で評価。脱毛のない6人分の顔写真と頭皮脱毛あり・完全脱毛ありの加工写真を作成し、そのうち1枚を米国の18-78歳の便宜的標本2015人に無作為に提示した。スティグマ関連の質問は3項目(固定観念・社会的距離・疾患関連の迷信)とし、疾患関連の迷信は写真の人物を病的状態と考えている人にのみ質問した。 その結果、脱毛症重症度が上がるにつれスティグマの各項目の支持が上昇し(2.4%-27.6%)、病的状態と考えている人の割合も上昇した(33.6%-75.7%、P<0.001)。疾患関連の迷信の質問では、重症度が上がるにつれ評価尺度上の絶対変化量が低下し(-0.7--1.2)、スティグマの減少を示した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...