萎縮型AMD眼のアフリベルセプト、滲出型への進行抑制せず
2021年4月5日
JAMA Ophthalmology
米国の臨床施設4施設で、片眼(試験眼)に中等度萎縮型加齢黄斑変性(AMD)、他眼に滲出型AMD(eAMD)を呈する患者127例(平均年齢76.5歳、男性53.5%)を対象に、アフリベルセプト硝子体内予防的投与によるeAMD進行リスク抑制効果を無作為化偽治療対照試験で検討。被験者に3カ月に1回、24カ月間のアフリベルセプト硝子体内投与(2mg)または偽治療を実施した。 その結果、治療24カ月時のeAMD進行率はアフリベルセプト群9.5%、偽治療群10.9%だった(P=0.98)。ベースラインの他眼のeAMD有病期間が2年超の患者で2年以下の患者に比べ試験眼のeAMD移行率が低かった。安全性は、抗血管内皮増殖因子(VEGF)薬の先行研究の結果と同じだった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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