Human Connectome Projectに登録された慢性副鼻腔炎患者22例と年齢および性別でマッチさせた健常対照者22例(男性68%、22-25歳5%、26-30歳59%、31-35歳36%)を対象に、副鼻腔の炎症と脳の機能的結合性(Fc)の関連を症例対照研究で検討した。 その結果、患者群で両側前頭皮質の前頭-頭頂ネットワーク内の安静時Fc低下が認められた。この領域はデフォルトモードネットワーク内の2カ所のノードに対するFc増加および顕著性ネットワーク内の1カ所のノードに対するFc低下を示し、その差は炎症の重症度に伴い用量依存的に増加した。認知機能との有意な関連は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。