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喫煙関連の泌尿生殖器がんサバイバーは現喫煙率高い

2021年5月14日  The Journal of Urology

2014-18年の米国民健康調査に回答した泌尿生殖器がん生存者2664例を対象に、がん診断後の喫煙継続の関連因子を全国代表横断解析で検討。腎臓または膀胱がん(患者数の重み付け推定値99万820例)を喫煙関連がん、非喫煙関連の対照を前立腺がん(同261万6596例)とした。 その結果、喫煙関連がん群の現喫煙率が前立腺がん群よりも有意に高く(14.8% vs. 8.6%、P<0.001)、カウンセリング受診報告率も高かったが(79.8% vs. 66.2%、P=0.02)、禁煙試行率に大きな差はなかった(52.4% vs. 47.2%、P=0.44)。社会人口統計学的交絡因子で調整した解析から、がん種に現喫煙との関連はなかったが(オッズ比1.23、95%CI 0.86-1.77)、高齢および高学歴に現喫煙オッズの低下との関連、独身にオッズ増加との関連が示された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるもの...