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高眼圧症の20年追跡、視野欠損発生率は25%

2021年5月20日  JAMA Ophthalmology

経過観察と薬物療法の原発性開放隅角緑内障(POAG)予防効果を比較したOcular Hypertension Treatment Studyに参加した高眼圧症患者1636例(平均年齢55.4歳、女性56.9%、白人69.6%、黒人またはアフリカ系24.9%)を対象に、20年間のPOAGの累積発症率および重症度を検討した。 曝露期間で調整した解析の結果、POAG(片眼または両眼)の20年累積発症率は全体45.6%、経過観察群49.3%、薬物療法群41.9%となり、人種別では黒人・アフリカ系55.2%、その他の人種42.7%だった。視野欠損の20年累積発生率は25.2%だった。5因子からなるベースラインモデルで、リスクの3分位群別のPOAG累積発症率は低リスク群31.7%、中リスク群47.6%、高リスク群59.8%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご...