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口腔がん切除後の機能とQOL転帰を予測する因子を特定

2021年5月23日  The Laryngoscope

6カ月以上前に舌または口腔底の切除術と術後補助療法を施行した原発性口腔がん(OCC)患者53例を対象に、機能および生活の質(QOL)転帰を予測する治療関連変数をパイロット研究で検討した。 多変量解析の結果、術後の舌の可動域(ROM)増加および治療後期間は発語障害の評価尺度であるSpeech Handicap Index(SHI)の改善と関連し、非弁再建術および術後の舌のROM増加は嚥下障害に関するQOL尺度M.D. Anderson Dysphagia Inventory(MDADI)および全身状態尺度(PSS)の「食事」および「会話」のスコア増加と関連した。切除組織量の増加にPSS(「食事」および「会話」)スコアとの逆相関が認められ、腫瘍部位がPSS(全項目)の重要な予測因子だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント...