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入院患者の薬剤性ILDリスクに薬剤分類が関連

2021年5月25日  専門誌ピックアップ

日本の全国入院患者データベースを用いて入院中に薬剤誘発性間質性肺疾患(DILD)を発症してコルチコステロイド治療を要した患者2342例を特定し、DILD発症リスクと関連する薬剤分類をコホート内症例対照研究で検討。42種の薬剤分類、216品のジェネリック医薬品を解析対象とした。 DILD発症患者1541例と年齢、性別などでマッチさせた対照患者5677例を比較した結果、上皮成長因子受容体阻害薬(オッズ比16.84、95%CI 9.32-30.41)、II群抗不整脈薬(同7.01、3.86-12.73)などの薬剤分類6種にDILD発症率上昇とのと有意な関連が認められた。スタチンでDILDリスクが低下した(同0.68、0.50-0.92)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...