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DAPT後はクロピドグレル単剤でリスク減

2021年5月27日  Lancet

韓国の37施設で、薬剤溶出性ステント(DES)を用いたPCI後6-18カ月間にわたって抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)を実施している患者を対象に、2年間のアスピリン単剤療法とクロピドグレル単剤療法の有効性および安全性を前向き無作為化非盲検多施設共同試験で比較(HOST-EXAM試験)。主要評価項目は全死亡、非致命的心筋梗塞、脳卒中、急性冠症候群による再入院およびBARC基準3以上の出血の複合とした。 登録被験者5438例中5338例の主要評価項目を確認した。主要評価項目の発生率は、クロピドグレル群152例(5.7%)、アスピリン群207例(7.7%)だった(ハザード比0.73、95%CI 0.59-0.90、P=0.0035)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...