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多発性転移がんの体幹部定位放射は安全

2021年5月27日  JAMA Oncology

北米で、多発性転移がん患者35例を対象に体幹部定位放射線治療(SBRT)の安全性を多施設共同研究第I相試験で評価(NRG-BR001試験)。乳がん、前立腺がん、非小細胞肺がんで転移数3-4個ある患者および2個の転移が近接(5cm以下)している患者を適格例とした。 35例中12例(34.3%)が乳がん、10例(28.6%)が非小細胞肺がん、13例(37.1%)が前立腺がんで、患者1例当たりの治療転移数中央値は3個だった。生存期間中央値には達しなかった。プロトコルに定義した用量制限毒性は観察されなかった。SBRT開始125-556日後、7例にグレード3の有害事象が8件発現し、いずれも治療関連の可能性が高いと考えられた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...