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AIIRD患者がCOVID-19ワクチン接種後に帯状疱疹発症

2021年5月29日  専門誌ピックアップ

イスラエルで自己免疫性炎症性リウマチ性疾患(AIIRD)患者491例と対照者99例を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のBNT162b2 mRNAワクチンの安全性を観察研究で評価した。 その結果、AIIRD患者6例(1.2%)が帯状疱疹(HZ)を発症し、対照者でHZの発症はなかった。HZを発症した6例は安定したAIIRDの女性患者(平均49±11歳)で、5例が初回接種後、1例が2回目接種後短期間で初回HZを発症した。HZ感染症は、関節リウマチ患者1例が発症した眼部HZを除いて軽度だった。1例を除く全例が抗ウイルス薬治療を受け、HZ関連症状は6週間以内に消失した。5例が2回目の接種を完了し、他の有害作用は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...