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ASD児の視線パターン、アプリで検出可能

2021年5月30日  JAMA Pediatrics

生後16-38カ月の幼児1564例を対象に、コンピュータビジョン分析に基づく計算法を用いたスマートフォンのアプリで自閉症スペクトラム障害(ASD)の早期症状が検出できるかを前向き試験で検討。iPhoneまたはiPadのアプリで短時間の動画を見せ、ASD児と定型発達児の視線注視パターンの差異を定量化できるかを検討した。993例(63%)が試験を完了し、40例がその後ASDと診断された。 その結果、ASD児で、動画の社会的刺激および顕著な社会的瞬間への注視の減少を特徴とする独特の注視パターンが検出され、これまで知られていなかった注視と音声の調和の欠如が確認された。複数の注視の特徴に基づくASDと非ASDの識別の受信者動作特性曲線下面積は0.90(95%CI 0.82-0.97)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿...