1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 極早産・極低出生体重児、成人期の低IQ関連因子を特定

極早産・極低出生体重児、成人期の低IQ関連因子を特定

2021年6月26日  JAMA Pediatrics

極早産または極低出生体重の成人と正期産の成人の知能指数(IQ)の違いを評価すべく、前向き縦断コホート研究8件の参加者個別データのメタ解析(IPDメタ解析)を実施。1978-95年に生まれた成人計2135例[在胎32週未満での出生(極早産)または出生体重1500g未満(極低出生体重)1068例、正期産1067例]を対象とした。 その結果、極早産群・極低出生体重群は正期産群よりも、平均IQスコアが約12点低かった。極早産群・極低出生体重群の成人期IQスコア低下に、在胎期間短期(在胎1週間当たりのスコアの差0.11点)、出生体重Zスコア低値(1.0 SD当たりのスコアの差0.21点)、新生児気管支肺異形成の発生(スコアの差-0.16点)、脳室内出血の発生(スコアの差-0.19点)、母親の低教育水準(スコアの差0.26点)との有意な関連が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。...