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脳性麻痺高リスクの乳幼児、早期介入効果の根拠

2021年6月29日  JAMA Pediatrics

脳性麻痺または脳性麻痺高リスクがある0-2歳幼児への早期介入の根拠を系統的レビューで検討。系統的レビュー16報と無作為化臨床試験27報を対象とした。運動機能、認知能力、コミュニケーション、飲食、視力、睡眠、筋緊張の管理、筋骨格系の健康、親のサポート促進の9領域で脳性麻痺に特化したものを早期介入とした。 その結果、脳性麻痺高リスク診断後の介入のための迅速な照会、親の愛情育児能力の育成、介入開始時の親の目標設定の3つのベストプラクティス指針が支持された。また、9領域に特化した28の推奨(24の賛成推奨と 4つの反対推奨)が主要な根拠により支持された。賛成推奨は運動機能で4件、認知能力で2件、コミュニケーションで7件、飲食で2件、視力で4件、睡眠で7件、緊張で1件、筋骨格系の健康で2件、親のサポートで5件が挙げられた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認く...