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米研修医の卒業時手術成績、期待に満たない可能性も

2021年7月5日  Annals of Surgery

卒業予定の米国一般外科レジデント1861人が執刀した一般外科手術2万9885件の評価結果を用いて、卒業時のレジデントの手術成績と外科プログラムディレクターが期待する手術成績との合致度を横断観察研究で検討。プログラムディレクターを対象とした先行調査で、臨床現場での重要度が高いと格付けされた一般外科手術を解析した。 その結果、レジデントが単独で手術施行可能な水準に到達していると判断される確率の調整後平均値の範囲は0.59-0.99だった(平均0.90)。レジデントの卒業時の単独手術施行可能な水準達成と一般外科手術の臨床現場での重要度に弱い相関が見られた(ρ=0.22、95%CI 0.01-0.41、P=0.06)。臨床現場で重要な多くの手術をレジデントが学ぶ機会が依然として少ないことも明らかになった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事...