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RET融合遺伝子陽性NSCLCにpralsetinibが有望

2021年7月10日  The Lancet Oncology

RET融合遺伝子陽性非小細胞肺がん(NSCLC)患者233例を対象に、選択的RET阻害薬pralsetinibの安全性、忍容性および抗腫瘍活性を第I/II相マルチコホート非盲検試験で検討(ARROW試験)。白金製剤主体の化学療法歴のある87例と標準治療不適格で未治療の27例を対象にpralsetinib 400mgを1日1回経口投与した第II相試験の中間解析を発表した。 その結果、全奏効率と完全奏効率は、化学療法歴のある被験者でそれぞれ61%、6%、未治療の被験者で70%、11%だった。グレード3以上の主な治療関連有害事象は、好中球減少(18%)、高血圧(11%)および貧血(10%)だった。治療関連死はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...