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視力低下で平衡感覚障害のオッズ上昇

2021年7月13日  専門誌ピックアップ

カナダで45-85歳の成人3万97例を対象に、視覚障害と自己報告による眼疾患と平衡感覚障害発症の関連を前向きコホート研究で検討した(Canadian Longitudinal Study on Aging)。 その結果、追跡開始時に60秒以上の開眼片脚立ちを達成した1万2158例のうち、18%が追跡3年時の同検査に失敗した。3年時の検査失敗のオッズがETDRS視力表1行悪化当たり15%上昇した(調整後オッズ比1.15、95%CI 1.10-1.20)。白内障の既往歴(オッズ比1.59、1.17-2.16)または現有病者(同1.31、1.01-1.68)で3年時の検査に失敗する確率が高かった。加齢黄斑変性(AMD)および緑内障に検査失敗との関連はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...