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鎌状赤血球症の発作治療、外来点滴施設 vs. 救急外来

2021年7月16日  Annals of Internal Medicine

鎌状赤血球症の血管閉塞性発作時の治療に利用する外来点滴専門施設または救急科を多施設共同前向きコホート研究で比較。試験施設から60マイル(約97km)以内に居住し、合併症を伴わない血管閉塞性発作を呈した鎌状赤血球症成人患者483例を対象とした。 逆確率重み付け(IPTW)法で調整した施設到着から非経口鎮痛薬初回投与までの平均時間は、点滴専門施設62分、救急科132分で、差は70分だった(95%CI 54-98、E値2.8)。非経口鎮痛薬初回投与後30分以内の疼痛再評価実施率は、点滴専門施設が救急科の3.8倍だった(同2.63-5.64、E値4.7)。緊急来院での治療後、入院せず自宅へ退院した患者の割合は、点滴専門施設の方が救急科よりも4.0倍高かった(同3.0-5.42、E値5.4)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投...