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BMIと糖尿病の関連、低・中所得国では地域差が大きい

2021年8月1日  Lancet

低・中所得57カ国のBMIと糖尿病リスクの関連性を横断研究で検討。25歳以上の成人68万5616例のデータを解析対象とした。。 その結果、過体重、肥満、糖尿病の有病率は、それぞれ27.2%、21.0%、9.3%だった。BMI 23以上は糖尿病リスクが高く、BMI 18.5-22.9と比較すると、糖尿病リスクは男性で43%、女性で41%上昇した。このほか、サハラ以南アフリカ地域では、35-44歳の男女と25-34歳の男性の糖尿病リスクが大幅に高かった。層別解析では、糖尿病検査に最適なBMI閾値は、23.8(東・南・東南アジアの男性)から28.3(中東・北アフリカの女性、ラテンアメリカ・カリブ海地域の女性)まで地域によるばらつきが大きかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...