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骨格未成熟な側弯症に前方椎体テザリングが有望

2021年8月7日  The Journal of Bone & Joint Surgery

骨格が未成熟な特発性側弯症患者(Lenke分類1Aまたは1Bカーブ30-65度)を対象とした前方椎体テザリング(anterior vertebral body tethering)の初の米国食品医薬品局(FDA)治験医療機器の適用免除(IDE)試験の結果を報告。57例(平均12.4歳、範囲10.1-15.0歳)を試験に登録した。追跡期間は平均55.2±12.5カ月だった。 最新の追跡調査時で、骨の成熟度を示すRisser分類は平均4.2±0.9だった。主胸椎のコブ角平均値は術前の40.4±6.8度から最新の追跡調査で18.7±13.4度へ矯正された。矢状面のT5-T12後弯は術前15.5±10.0度、術後17.0±10.1度、最新の追跡調査時19.6±12.7度だった。最新の追跡調査で80%がカーブ30度未満を達成した。重篤な神経学的合併症または肺合併症の発生はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採...