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個別化支援アプリselfBACKで腰痛が軽減

2021年8月15日  JAMA Internal Medicine

デンマークとノルウェーで、Roland-Morris障害質問票(RMDQ)スコア6点以上の非特異的腰痛外来患者(18歳以上)を対象に、腰痛の個別化自己管理支援アプリselfBACKの有効性を無作為化selfBACK試験で検討。介入群では、通常治療(担当医師による助言と診察)に加えて、アプリで患者背景や症状に合わせた週1回の身体活動や柔軟運動の推奨、1日1回の教育的メッセージを配信。 461例(平均年齢47.5歳、女性255例、55%)を組み入れ、399例(87%)が試験を完遂した。主要評価項目に規定した3カ月時のRMDQスコア調整後平均差は0.79点(95%CI 0.06-1.51、P=0.03)で、介入群の方が対照の通常治療単独群よりも改善度が良好だった。RMDQが4点以上改善した患者の割合は、介入群52%、対照群39%だった(調整後オッズ比1.76、95%CI 1.15-2.70、P=0.01)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンス...