大麻使用障害による統合失調症、過去20年で3-4倍に
2021年8月17日
JAMA Psychiatry
デンマークで、大麻使用障害による統合失調症への人口寄与危険度割合(PARF)の経時的変化を全国規模の歴史的前向きコホート研究で検討。2000年12月31日までに出生し、1972-2016年のある時点で16歳以上だった718万6834例を解析対象とした。 大麻使用障害者と非大麻使用障害者を比較した研究期間の大半で、統合失調症の調整ハザード比は約4で推移した(95%CI約3-6)。大麻使用障害の統合失調症へのPARFにも推移があり、1995年からの増加に明らかな根拠が見られ(PARFは約2.0%で比較的安定し95%CIは両側の範囲約0.3%)、この傾向は2010年以降に約6.0-8.0%(95%CIは両側の範囲約0.5%)で安定するまで続いた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...
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