1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 若者の超加工食品消費量が増加、米

若者の超加工食品消費量が増加、米

2021年8月20日  Journal of the American Medical Association

米国で、若年者による超加工食品摂取の傾向を米国国民健康栄養調査(NHANES)の24時間思い出し法による食事データを用いた連続横断研究で検討。2-19歳(3万3795例、加重平均年齢10.7歳、女性49.1%)を対象に、NOVA分類(加工の程度別の食品分類)で定義した超加工食品が総エネルギー摂取量に占める割合を評価した。 その結果、1999-2018年の間、総エネルギー摂取量に占める割合推定値は、超加工食品が61.4%から67.0%(差5.6%、傾向のP<0.001)に増加し、未加工食品または最小限の加工食品が28.8%から23.5%(同-5.3%、傾向のP<0.001)に減少した。超加工食品の種類別では、温めるだけで食べられる食品、そのまま食べられる食品が2.2%から11.2%(同8.9%)、甘いおやつやお菓子が10.7%から12.9%(同2.3%)に増加したが、砂糖入り飲料および加工した油脂・薬味・ソース類は、それぞれ10.8%から5.3%(同-5.5%)、7.1%から4.0%(同-3.1%)に減少した(いずれも傾向のP<0.05)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを...