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日光角化症治療の長期的有効性、ALA-PDTが最も高い

2021年8月28日  専門誌ピックアップ

日光角化症(AK)の治療法別のの長期的(12カ月以上)有効性を系統的レビューおよびネットワークメタ解析で検討。MEDLINE、Embase、Centralから抽出した無作為化並行群間臨床試験15件(患者計4252例)を解析対象とした。 試験10件のネットワークメタ解析の結果、プラセボに対する完全消失達成のリスク比はアミノレブリン酸を用いた光線力学療法(ALA-PDT)で最も高く(リスク比8.06、95%CI 2.07-31.37、根拠の確実性:中等度)、次いでイミキモド5%(同5.98、2.26-15.84、非常に低度)、アミノブレリン酸メチルを用いた光線力学療法(同5.95、1.21-29.41、低度)、凍結手術(同4.67、1.36-16.66、非常に低度)だった。病変別の消失効果もALA-PDTが最も高かった(同5.08、2.49-10.33、中等度)。...