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TAAの可動式ベアリング、固定式より再手術少ない

2021年9月15日  The Journal of Bone & Joint Surgery

3施設で2人の外科医による人工足関節全置換術(TAA)を受けた患者302例を対象に、同じメーカーの可動式ベアリングインプラント(Salto)と固定式ベアリングインプラント(Salto Talaris)の短期生存率を比較した。 その結果、主要評価項目とした3年以内のあらゆる原因による再手術の調整後ハザード比は1.42(95%CI 0.67-3.00、P=0.36)、ベアリングのコンポーネント再置換では3.31(同0.93-11.79、P=0.06)、金属コンポーネント再置換では2.78(同0.58-13.33、P=0.20)だった。再手術件数は可動式ベアリング群31件、固定ベアリング群14件だった(P=0.07)。再手術は可動式ベアリング群で固定式ベアリング群に比べ大がかりだった。...