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腹圧性尿失禁、術式別の10年再手術リスク

2021年9月30日  American Journal of Obstetrics and Gynecology

初回腹圧性尿失禁(SUI)手術を受けた女性を対象に、術後10年間の再手術リスクを全国人口ベースコホート研究で検討。初回手術のタイプごとに再手術(合併症による手術含む)の累積発生率を算出し、ハザード比を推計した。 その結果、再手術の累積発生率は初回手術が恥骨後式膀胱頸部挙上術(2262例)で21.3%、メッシュスリング術(9万2524例)で10.9%、自家スリング術(1234例)で12.0%だった。自家スリング術と比べ、膀胱頸部挙上術後の再手術発生率がわずかに高く(調整後ハザード比:全再手術1.79、SUI再手術1.64、合併症による手術1.89)が、メッシュスリング術の再手術発生率は同等だった(同0.90、0.75、1.11)だった。...