産後のうつと不安にオンライン1日CBTワークショップが有効

産後うつ病の女性403例を対象に、通常治療と併用する認知行動療法（CBT）ベースのオンライン1日ワークショップの効果を無作為化試験で検討。202例にワークショップ＋通常治療群、201例に通常治療単独群（対照群）を割り付けた。 その結果、ワークショップ群では12週後のエジンバラ産後うつ病自己評価票（EPDS）スコアが有意に低下し（平均16.47点から11.65点へ低下、B＝－4.82、P＜0.001）、対照群よりもEPDSスコアが有意に低下した（オッズ比4.15、95％CI 2.66-6.46）。ワークショップ後に7項目全般性不安障害質問票（GAD-7）平均スコアが12.41点から7.97点へ低下し（B＝－4.44、P＜0.001）、参加者は臨床的有意な変化を経験する確率が高かった（オッズ比3.09、95％CI 1.99-4.81）。...