1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. コロナ禍で世界の保健医療支出が増加

コロナ禍で世界の保健医療支出が増加

2021年10月10日  Lancet

世界204の国と地域で支払われた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する保健医療開発援助費の総支出額をWHO世界医療費データベースなどに基づいて推算した。 その結果、2019年、世界の医療費は8.8兆ドル(1人当たり1132ドル)に達した。保健医療支出は、所得層内でも地理的地域内でもばらつきがあった。このうち404億ドル(0.5%)が低・中所得国に対する医療開発援助に支払われ、低所得国の総支出の24.6%を占めた。 2020年の開発援助支出のうち548億ドルが保健分野への支出で、このうち137億ドルがCOVID-19医療対応費用だった。 2020年、低・中所得国のCOVID-19総死亡者数の34.3%をラテンアメリカが占めたが、この地域の保健分野のCOVID-19開発援助に支払われた支出はわずか7億1400万ドル(7.7%)だった。2050年には、医療分野支出が1人当たり1519ドルに達するが、国ごとの差はなおも残ると予想された。...