ファイザーワクチンの感染予防効果は接種後2カ月で低下
2021年10月14日
New England Journal of Medicine
カタールで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するBNT162b2ワクチン(ファイザー社・ビオンテック社)の効果の持続性を検査陰性症例対照研究で検討した。なお、カタールでは、B.1.351(ベータ株)とB.1.617.2(デルタ株)がSARS-CoV-2感染の大半を占める。 その結果、初回接種から2週間は、SARS-CoV-2感染に対する推定有効性が非常に低かったが、接種後3週目に36.8%となり、2回目接種後1カ月間は77.5%とピークに達した。有効性はその後徐々に低下、4カ月目以降は急速に低下し、2回目接種後5カ月目から7カ月目にかけて約20%になった。症候性感染に対する有効性は無症候性感染よりも高かったが、同様に低下した。変異株別でも同じ低下パターンを認めた。 初回接種後3週間目までにCOVID-19の重症化、重篤化、COVID-19による死亡に対する有効性が急速に上昇して66.1%になり、2回目接種後2カ月間は96%以上に達した。その後6カ月間にわたってほぼこの水準を維持した。...
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