コロナ禍で超過死亡の人種差が拡大、米

米疾病対策センター（CDC）の暫定死亡データと米国勢調査局の推定人口を用いて、2020年3月から12月までの超過死亡超過死亡を推定した。 その結果、対象期間の推定死亡数は288万人だった。2019年のデータに基づき予測した死亡数と比較すると、同時期の超過死亡は47万7200人で、そのうち74％がCOVID-19に起因するものだった。黒人、アメリカ先住民/アラスカ先住民（AI/AN）、ラテン系男女の10万人当たりの年齢標準化超過死亡が白人およびアジア系の男女の2倍を超えていた。黒人、AI/ANおよびラテン系男女のCOVID-19以外の疾患（糖尿病、心疾患、脳血管疾患、アルツハイマー病など）による10万人当たりの超過死亡も白人男女の2-4倍だった。...