小児科若手医師、半数以上が「燃え尽き」

米国単施設の小児科フェロー152人を対象に、燃え尽き症候群有病率およびメンタルヘルス治療関連の差別や偏見を調査。48項目の質問票に対する回答を解析した。 その結果、燃え尽き症候群の基準に合致した回答者の割合は53％だった。プログラムディレクター、指導医または患者が精神疾患やその治療に対して否定的な考えを持っていると思うと回答した割合はそれぞれ78％、72％、82％で、回答者の68％がカウンセリング要請が知られれば採用申請が却下されると思うと回答した。燃え尽き症候群がある回答者は、ない回答者よりも、臨床研究中の他者がメンタルヘルスに対する援助要請に否定的な考えを持っていると考える確率が高かった（オッズ比1.2-1.9）。...