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細胞培養インフルエンザワクチン、小児で有効性示す

2021年10月21日  New England Journal of Medicine

2-18歳未満の小児と青年4514例を対象に、細胞培養由来4価不活化インフルエンザワクチン(IIV4c)の有効性を観察者盲検無作為化臨床試験で検討。主要評価項目は、RT-PCRまたは培養で確認したA型またはB型インフルエンザの初回発症とし、Cox比例ハザードモデルを用いてIIV4cの有効率を評価した。 その結果、主要評価項目はIIV4c群の7.8%、対照群(髄膜炎菌ACWYワクチン接種)の16.2%に発現し、IIV4cの有効率は54.6%だった。ウイルス別の有効率は、A/H1N1 80.7%、A/H3N2 42.1%、B 47.6%だった。有害事象の発現率は両群で同等だった。...