新たな皮膚検査(Diaskintest、C-Tb、EC-skintest)の結核感染診断能をツベルクリン反応検査(TST)やインターフェロンγ遊離アッセイ(IGRA)と比較すべく、系統的レビューとメタ解析を実施。37試験(対象計1万915例)を質的分析、22試験(対象計5810例)を量的分析の対象とした。 その結果、結核患者と非結核患者の混合コホートの統合解析で、Diaskintest(ロシアGenerium社製)はIGRAと87.16%、TST5mmと55.45%の一致率を示した。感度はDiaskintest 91.18%、TST5mm 88.24%およびIGRAのクォンティフェロン89.66%、T-スポット.TB 90.91%だった。活動性結核患者で、C-TbはIGRAと79.80%、TST5mm/15mmと78.92%の一致率を示した。感度はC-Tb 74.52%、TST5mm/15mm 78.18%、IGRA 71.67%、特異度はC-Tb 97.85%、TST15mm 93.31%、IGRA 99.15%だった。EC-skintest(デンマークStatensSerum In...
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