栄養支援プログラムで高齢者の入院減少
2021年11月1日
Annals of Internal Medicine
米国で、メディケアとメディケイドの受給資格がある高齢者11万5868例を対象に、補助的栄養支援プログラム(SNAP)への参加と医療利用および医療費減少との関連を新規使用者デザインの後ろ向きコホート研究で検討した。 5093例(4.4%)がSNAPに登録し、平均追跡期間は約22カ月だった。転帰回帰分析で、SNAP登録に1000人年当たりの入院の減少(−24.6、95%CI−40.6-−8.7)、救急来院の減少(−192.7、−231.1-−154.4)、長期入院の減少(−65.2、−77.5-−52.9)および1人年当たりのメディケイド支払い額減少(−2360米ドル、−2649-−2071)との関連を認めた。...
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