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根治的膀胱摘除後の健康関連QOLを調査

2021年11月13日  European Urology

2008-14年に根治的膀胱摘除術(RC)を施行した患者411例(回腸導管型尿路変向術群205例、禁制型尿路変向術群206例)を対象に、健康関連QOLの転帰を単一施設前向きコホート研究で評価。術前および術後3、6、12、18、24カ月時に14項目の患者報告転帰を収集した。 その結果、身体機能スコアは、術後6カ月までに100点中5点低下した後に安定またはベースライン値への回復を認めた。社会機能は、同12カ月までに禁制型群では100点中10点改善したが、回腸導管型群では安定したままであった。包括的なQOLは術後6カ月までにベースラインのスコアを超えた。術前の性機能スコアは低く、わずかな回復が認められた。心理社会的側面では、回腸導管型群の身体イメージが100点中10点低下したことを除いて、安定または改善が認められた。...