米でI期NSCLCの発生率が上昇
2021年11月17日
JAMA Oncology
米国がん登録データを用いて、非小細胞肺がん(NSCLC)の発生率、有病率、生存率、および初期治療の最新の推計結果を横断疫学研究で調査。発生率データは2017年まで、その他のデータは2016年までが利用可能で、2020年6-7月に解析を実施した。 その結果、2010-17年のNSCLC発生率は、全体では10万人当たり46.4例から40.9例に低下し、病期I期のNSCLCでは10.8例から13.2例に上昇した。2010-16年のNSCLCの有病率は、10万人当たり175.3例から198.3例に上昇した。患者の5年生存率は26.4%で、以前よりも高くなった。初期治療として放射線療法の単独治療を受けた病期IのNSCLCの割合は、2010年の14.7%から2016年の25.7%へ顕著に上昇した。...
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