骨粗鬆症の危険因子と予防を検討したOSTPRE試験に参加した女性3222例(試験開始時の既閉経女性62.1%)を対象に、閉経後の骨密度(BMD)の長期的変化およびBMDに影響を及ぼす因子を検討。25年にわたる追跡期間の間にコホートが686例に減少した。 その結果、25年間の平均BMD変化量は-10.1%だった(P<0.001)。ベースラインのBMDが高いほど骨量減少率が高かった(BMDの最高四分位群11.1%減少 vs. 最低四分位群7.4%減少、P=0.0031)。ベースラインのBMI低値および追跡期間中のBMI増加が閉経後骨量減少の防御因子だった(P<0.001)。骨量減少率の最低四分位群は、最高四分位群よりもホルモン補充療法実施者が15.2%多かった(P=0.004)。...
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