CKDの高血圧、クロルタリドンで改善
2021年11月20日
New England Journal of Medicine
制御不良の高血圧があるステージ4の慢性腎臓病患者160例を対象に、クロルタリドンの有効性と安全性を無作為化試験で検討した(CLICK試験)。 その結果、24時間自由行動下収縮期血圧の12週時までの調整後変化量はクロルタリドン群-11.0mmHg、プラセボ群-0.5mmHgだった(群間差-10.5mmHg、P<0.001)。尿中アルブミン/クレアチニン比の12週間の低下率は、クロルタリドン群の方がプラセボ群より50%ポイント大きかった。クロルタリドン群の方がプラセボ群よりも低カリウム血症、血清クレアチニン値の可逆的増加、高血糖、浮動性めまい、高尿酸血症の発現率が高かった。...
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