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閉経前の卵巣摘出で婦人科de novoがんリスク低下

2021年11月28日  American Journal of Obstetrics and Gynecology

両側卵巣摘出術とその後のde novoがんリスクとの関連を地域住民対象のコホート研究で検討。がん以外の適応で両側卵巣摘出術を受けた50歳未満の閉経前女性1562例と年齢でマッチさせた(±1歳)両側卵巣摘出術を受けていない対照の女性1610例を対象とした。 中央値18年の追跡の結果、両側卵巣摘出群と対照群の全がんリスクに有意差はなかった。(調整後ハザード比0.82、95%CI 0.66-1.03)。部位別では、両側卵巣摘出群では婦人科がんリスクが低下したが(同0.15、0.06-0.34)、婦人科がん以外のがんリスクは低下しなかった(同0.99、0.78-1.26)。乳がん、消化器がん、肺がんのリスクは両群で差がなかった。...