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米メディケア加入者のインフルエンザワクチン接種状況

2021年11月30日  Annals of Internal Medicine

米国メディケア加入者(パートAおよびB)を対象に、2018-2019年季節性インフルエンザワクチンの接種状況と未接種の関連因子を後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、19歳以上のメディケア受給者の50.5%(19-64歳31.6%、65歳以上54%)がインフルエンザワクチン支払い請求書を提出していた。ワクチン接種者は白人(52.9%)の方が黒人(34.9%)やヒスパニック系(30.4%)よりも多かった。高リスク疾患がある加入者(56.1%)の方が高リスク疾患がない加入者(27.6%)より接種率が高かった。インフルエンザシーズン中に、ワクチン未接種者の77.4%が1回以上受診していた(高リスク疾患あり91%、なし43%)。ワクチン未接種者は44.2%だった(低リスク59.1% vs. 高リスク42.2%)。若年者、黒人・ヒスパニック系、高リスク疾患がない加入者、メディケア-メディケイド二重適格者の接種率が低かった。...