大腿骨頭壊死、COC THA後の長期生存率は96.0%
2021年12月11日
The Journal of Bone & Joint Surgery
セラミック・オン・セラミック(COC)人工股関節全置換術(THA)を受けた大腿骨頭壊死(ONFH)患者231例(股関節293個、THA施行時の平均年齢47.2歳、平均BMI 24.0)を対象に、長期転帰を追跡研究で検討。患者は10-16年の追跡を受け、平均追跡期間は12.9年だった。 その結果、ギシギシする感覚や軋み音の発生率は6.8%、セラミックヘッドの破損は2.4%、寛骨臼の骨溶解は0.7%だった。セラミックヘッド破損が7件あり、いずれも28mmのショートネックタイプで発生していた。検出可能な摩耗や人工関節の緩みは見られず、人工関節の16年時生存率は96.0%だった。最終経過観察時の平均ハリス股関節スコアは91.7点だった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。