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催奇形性の懸念で低・中所得国のドルテグラビル使用に性差

2021年12月13日  Annals of Internal Medicine

アジア太平洋地域やサハラ以南アフリカ地域などの低・中所得国(LMIC)11カ国87施設で、2017年1月から2020年3月までにHIV治療を受けた16歳以上の患者13万4672例を対象に、ドルテグラビル使用状況と性別・年齢群別での格差を評価した。ドルテグラビルは2018年5月、妊娠中の服用で乳児が神経管欠損症を来す恐れが初期安全性シグナルとして示されていたが、2019年7月、世界保健機関(WHO)が全HIV成人患者および青少年患者に使用を推奨している。 その結果、妊娠可能年齢にある女性(16-49歳)では、安全性シグナル検出後にドルテグラビル使用量に差が認められ、追跡調査終了時の累積使用率は16-49歳男性は57.7%だったが、16-49歳女性は29.4%だった。この男女差は、安全性シグナル検出前にドルテグラビルを導入し、初期に厳しい制限を課していた国の方が、遅れて導入した国よりも大きかった。50歳以上の男女の使用率はほぼ同じだった。...