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コロナ禍で結膜炎関連の救急受診が減少

2021年12月13日  JAMA Ophthalmology

米国で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)大流行下での公衆衛生介入と感染性結膜炎のインターネット検索状況および救急科受診の関連を検討。2015年1月から2021年2月までに結膜炎の診断を受けた救急受診1156件を対象とし、米疾病予防管理センター(CDC)がマスク着用やソーシャルディスタンスなどの勧告を開始した2020年4月前後でデータを比較した。 総救急科受診件数で調整した解析の結果、非アレルギー性結膜炎での救急科受診が37.3%低下したのに対し(P<0.001)、角膜上皮剥離での受診は1.1%低下(P=0.47)、後部硝子体剥離では7.9%増加(P=0.39)と安定していた。結膜炎に関するインターネット検索は、公衆衛生介入の普及後に34.2%低下した(P<0.001)。...