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コロナ禍の米国で540万人が新たに銃を購入

2022年1月4日  Annals of Internal Medicine

米国で、新型コロナウイルス感染症流行前後の銃器所有者の特徴をオンライン調査で検討。成人英語話者2万9985人に案内を送付し、1万9049人(64%)から回答を得た。結果に基づき、2019年以降の銃器購入者数や新規銃器所有者の特徴などを推定した その結果、2019年1月1日から2021年4月26日までに推定2.9%(750万人)が新規銃器所有者となった。そのうち540万人はそれまで家庭に銃器がなかった人で、所有者自身に加えて子ども500万人以上を含め計1100万人以上が家庭で銃器を手にすることとなった。新規所有者は約半数が女性(2019年50%、2020-21年47%)、20%が黒人(同21%、21%)、20%がヒスパニック(同20%、19%)だった。最近の購入者で既に銃を所有していた人は、主に男性(70%)、白人(74%)で、銃所有者全体(男性63%、白人73%)の割合とほぼ同じだった。...